110話「耳から入ってくる音」

朝は鳥の鳴き声、虫の声、
昼間は人々の騒がしさ、
夜は雨の音。雷の音。

耳から入ってくる音は、ざっとこんな感じ。
遠くに聞こえる車のクラクションと
犬の遠吠えが程よいアクセントになって、
雨音に余計耳を傾けたくなる。

夜が終始雨の音がするのは、
私にとってはとてもありがたい。

雨の音に耳を傾けてると、気が散らない、
それになんだかもの凄く贅沢な気分になる。

私だけの特別な時間がそこにある気がする。

今日は朝から石探しで、
この町の石市場にまずはびっくりさせられた。

町の至る所に商人達が居て、
一人、気になる石を持ってる人に足を止めて話を聞き出すと、
あっという間に私の周りには石を手にした商人達が集まって、
息苦しささえ感じる程の人数に囲まれる。

私はまずサファイアの様々なクオリティーを知りたかったので、
一通りのランクのサファイアを見せてもらう事にした。

原石の状態から、カットの形態、色の濃さは様々で、
もの凄く魅力的だった。

しかしながら今の所これといったサファイアに巡り会えてはおらず、、、
たしかに品質は最高の物。それに最高のカット技術。

だけど、もっとたくさんの数を見なくてはダメだと思った。

ここには数え切れない程の石があり、
今日見れたのも500個程だと思う。

宝石のジャンルとなると、
確かな目利きはどれほど多くの石を目にするかがポイントとなると思うと、
私はまだまだだ。

今回は知るだけで終わっても
おかしくない。

午前中はそうしてずっとサファイアを見て過ごし、
午後は自信のあるクオーツ系の石を見て回った。

石自体の質も申し分ないが、一番目に止まったのが、
優れたカット技術だった。

カットが細かい!そして断片が綺麗!

最初値段を聞いた時、
クオーツはインドと質は変わらなそうだし
ジャイプールで探そうと思ったけれど、

よくよく見せてもらうと、カットの素晴らしい事!

納得のいくまでかなりの数の石を見せてもらいながら数点、
数種類のクオーツ系の石を選んだ。

それだけでもあっという間に日が暮れた。

もう今日は帰ろうと宿に向かう途中、
ムーンストーン!!
と大きな声で手招きするおじさんに足を止められ、
店に入ると、またまた素晴らしいのを見せてくる。。。

これは元気な時にしっかりじっくり見なくては!と思い、
明日朝一で出直して来るよ!
とお店を出て、宿に戻ることにした。

帰る途中、雲行きが怪しくなってきて、雨の匂いがした。

早くビール買って帰ろう!と思った時にはもう遅く、
お金を払ってビールを受け取った瞬間、土砂降りの雨。

あー、、、

まあ、そんな訳でとにかく時間をかけて、
じっくり一つ一つ選んでます。

明日晴れたら少しずつ撮影してUPしていきたいと思います〜!

長々と読んでいただきありがとうございましたー!

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