117話「ワンランク上がるための変化を探す」

そろそろまた春が来る。

子供の頃から染み付いた
4月から何か切り替わる気がするのは
幼稚園も小学校も中学校も高校も
4月から始まるからだろうなーって
4月が来る度に思ってた。

欧米主要国の新学期の始まりは9月がほとんどで、
シンガポールやオーストラリア、
ニュージーランドは1月下旬スタートらしい。

大人になってみれば
私にとって特に関係ある事じゃないんだけど、
習慣ってものが身に付いてて、
1ランク上がるための変化を探す。

一年前の私はどこで何してたんだっけ?
と、まずは振り返る。

一年前。

私はメキシコのサンクリに居た。

そこでの生活はとてもシンプルで、
繰り返される日課があった。

朝起きて、キッチンでお湯を沸かしてコーヒーを煎れて、
今日は何を編もうかなって、石を眺めて、
朝早くから編み物して。

お腹が空いたらキッチンへ行って
小麦粉を水と塩で練って生地を作り、少し寝かせて、

その間また部屋に戻って編みものして、
お昼になったら寝かせておいた生地を
ちぎって丸めてめん棒で伸ばして、
トルティーヤを焼いて、
チーズを挟んでケサディーヤを作るのが日課だった。

毎日毎日小麦粉を練って、
だんだん手際と食感が良くなっていく事と
そんな進歩ある生活がたまらなく好きだった。

ご飯を食べたら洗濯物を
バケツに入れて浸け置きしてしてる間に
太陽を浴びながら庭でまた編みものして、
洗濯が終ったら市場に買い物に行くついでに街をぐるっと散歩した。

この時期毎日空が澄み渡っていて、
朝晩は少し冷え込んだけど、
昼間の気温や乾燥がとても肌に合っていた。

散歩の帰りにビールを買って、
のんびり夕飯を作りながらビールを呑んで、
お腹いっぱいご飯を食べて、

22時頃にはいつも寝てたかな。

そして、小話を書き始めたのもその頃で、もうすぐ1年になる。

規則正しい穏やかな生活とは裏腹に、
毎日毎日頭の中がごちゃごちゃしていて、
悩んだり、ちょっとした上手くいかなかった事をいつまでもひきずったり。

考えてばかりで大胆な行動に移す事が出来ず、
そこからなんとか抜け出す為に、

文字にした。

悩みや、悲しい事も、決意や挑戦も、
書いて並べてみたら、とてもシンプルな道筋が見えて、
私の日課の一つに組み込まれた。

これが私の一年前。
今の生活とはかけ離れた一年前。
だけどすべて繋がってる。

来年の今頃もきっと、夜眠りにつく前に、
去年の今頃は何してたっけ?って、
小話を読み返したり、
手帳を探したりしてるんだろうな。

何か一つ習慣を変えてみる事で、
自分が想像も出来ないような場所に来年は立ってるかもしれない。

そんな習慣を新しく始めたり、
元々身に付いた習慣を壊すのが、
大人になった私にとっての新学期の始め方なのかなって、
思いました。

また長々と書いてしまって、
最後まで読んでくれてありがとうございます***

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